いののすけのブログ

いろいろ語りたい一人の人間のブログ

今年の目標2024

 今年も目標を立てていこうと思います。毎年達成できているかというと怪しいのですが、達成が目的というよりは今年の行動の指針になればいいくらいの気持ちで立てているので、軽くいこうと思います。

 

1.健康第一

 去年も掲げたのですが、まずは引き続きこの目標を立てます。昨年はコロナに感染してしまい、幸い大きな後遺症はなさそうなのですが、苦しい時間が長く、健康のありがたみを感じました。また相変わらず夜更かししたりして睡眠不足の日も多かったのですが、12月ごろに仕事が忙しかったのもありなおさら寝ようと思ってしっかり睡眠時間を確保したところ、体調がよく繁忙期を乗り越えられました。なので今年は何と言ってもまずは睡眠時間の確保を大事にしたいと思います。またコロナ感染後途絶えがちになってしまった運動を再開して、栄養バランスのとれた食事を含めて健康に気を付けて過ごしたいと思っています。

 

2.リアルタイム感を大事にする

 次はリアルタイム感を大事にするということです。具体的には将棋や麻雀の中継、応援しているVtuberの配信やアニメなどをなるべくリアルタイムで追いたいと思っております。昨年後半はあまりリアルタイムで様々なコンテンツを追えておらず、アーカイブ等で楽しめばいいと思って軽く構えていたのですが、そのスタンスで行ったらどんどん観たいアーカイブがたまってしまってなかなか見ることができず、消化不良のような感じになってしまいました。それが後半少し気持ちがぶれてしまう要因になってしまったかなと思っており、それを避けたいので、今年は将棋のタイトル戦等の中継、Mリーグや麻雀最強戦などの麻雀中継、応援しているVtuberの気になる配信やそのクールのアニメ等をなるべくリアルタイムで追って楽しみたいと思っています。

 

3.勉強する

 最後に勉強するという目標を立てます。社会人になって最初の頃は資格の勉強などをしていたのですが、ここ2年くらい怠けてしまって、勉強ができておりませんでした。ただ取りたい資格は特にないので、自分の興味に応じた勉強をしたいなと思っています。具体的には『恋する小惑星』で興味を持った地学、取り組みたい気持ちが常々あった語学(英語・フランス語)などを中心に、勉強したいなと思っています。

 

 以上が今年の目標です。例年後半になると目標を忘れて気持ちがぶれてしまうことが多く、去年も例外ではなかったので、今年は1年を通じて掲げた目標を意識して過ごせたらと思っています。

今年の振り返りその2(本・マンガ・アニメ編)

 今年の振り返り記事その2です。今回は今年読んだ本やマンガ、視聴したアニメで印象に残ったものをまとめていきます。(ネタバレを含みます)

 

〇『スマホ時代の哲学ー失われた孤独をめぐる冒険』(谷川嘉浩著、2022年、ディスカバー・トゥエンティワン)

 哲学者・谷川嘉浩さんの著書。タイトルが気になって何となく買ってみたのですが、自分に刺さる内容も多く印象に残りました。自分は常に何かしてなきゃいけないみたいな強迫観念が強くあり、それに悩んでもいたのですが、その感覚に釘を刺されたような感じがしました。またネガティヴ・ケイパビリティという概念も初めて知ったのですが、自分の生き方に一石を投じる概念でした。ネガティヴ・ケイパビリティは簡単に言うと「結論づけず、モヤモヤした状態で留めておく能力」(p.187)のことなのですが、この力がなぜ大事か等が書かれており、その論考が自分にとって考えさせられるものでした。現状ネガティヴ・ケイパビリティは自分の中でひとつのキーワードとなっており、この後読んだ谷川さんと朱喜哲さん、杉谷和哉さんの共著『ネガティヴ・ケイパビリティで生きるー答えを急がず立ち止まる力』(2023年、さくら舎)も含めて、考え続けたいと思っております。

 

〇『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』(東畑開人著、2022年、新潮社)

 臨床心理士・東畑開人さんの著書。人生を夜の航海になぞらえ、その中でどう進んでいけばいいかをカウンセリングのような調子で語ってくれる本です。この本はさまざまな補助線を引きながらこころの問題について語っており、最後に幸福に関して語っています。この本の姿勢は断言することはあまりなく、むしろ複雑さを大事にしており、前述した谷川さんの著書とあわせて、シンプルにすることなく複雑さを抱えていくことについて考えさせられる本でした。読み返したりしながらこの本のテーマについても考えていきたいと思っています。

 

〇『GUNSLINGER GIRL』(相田裕作、メディアワークス、全15巻)

 『GUNSLINGER GIRL』は電撃大王で2002年から2012年に連載された作品で、イタリアを舞台に身体を改造された義体の少女たちが所属する社会福祉公社とテロリストたちの戦いを描いた物語です。それぞれの義体には担当官がついており共に戦うのですが、義体と担当官それぞれの心情や物語や互いの関係性、周囲のことも含めて丹念に描かれており、切なさや苦しさで感情がぐちゃぐちゃになっておりました。なかでもヘンリエッタとジョゼの最期の場面は胸を打ちました。記憶を失っていったヘンリエッタですが、最後の場面でジョゼとの今までを思い出し、最期は互いを思い合って互いの目を撃って死んでいったふたりの場面には、胸が苦しくなりました。読むとかなり感情が苦しくなるので、すぐには読み返せそうにはないのですが、いつかまた読み返したいと思っております。

 

〇『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』(佐伯さん著、はねことイラスト、GA文庫、アニメ:project No.9

 2023年冬にアニメ化された本作品。ラブコメ好きな私にとても刺さる作品でした。ラブコメにおいて秘密の共有というのは大事な要素になると考えているのですが、本作品では隣同士でご飯を作ってもらうという関係があり、その秘密の関係の中でお互いが大切になっていくという過程が最高でした。学校では天使様と呼ばれ、堅い鎧をまとって自分を守っているような真昼が、周の前では素を出して甘えるようなしぐさを見せ、にもかかわらず明らかに特別な存在だと思われているのに関係を進展させられない周という、その二人の関係のじれったさがもうたまらなく好きな作品でした。原作はアニメと同じ4巻まで読んだのですが、来年以降続きを楽しみたいと思います。

 

〇『久保さんは僕を許さない』(雪森寧々作、ヤングジャンプコミックス、アニメ:PINE JAM)

 2023年冬にアニメ化し、夏に全話が放映された本作品。この作品もラブコメ好きな私にとても刺さる作品でした。普段人に見つけてもらえない白石くんが久保さんには見つかっていろいろ構われるという箇所がまさしく秘密の共有であり、たまりませんでした。また久保さんが恋心を自覚しておらず、関係が特に進展しないじれったさも含めて最高の作品でした。今年は二作品も素晴らしいラブコメに出会えていい年でした。

 

 以上本・マンガ・アニメの振り返りでした。来年もいろいろ読んだり観たりしながら、素晴らしい作品に出会えたらと思っています。

今年の振り返り2023その1(将棋・麻雀)

 今年も1年を振り返っていこうと思います。今年は時系列ではなく、将棋・麻雀と本・マンガ・アニメのそれぞれで印象に残った出来事や作品を振り返っていきたいと思います。今回は将棋・麻雀編です。

 

◎将棋・麻雀

〇第72期王将戦七番勝負

 今年1-3月に行われた第72期王将戦七番勝負は藤井聡太王将に羽生善治九段が挑戦し、誰もがタイトル戦で観たかったであろうカードが実現しました。私も例外ではなく、比較的長時間中継を観ておりました。羽生九段が流石の強さで第4局まで2-2と互角のスコアで推移し、内容も素晴らしく熱い勝負が楽しめました。特に第2局は玉の反対側への金打ちから羽生九段が緩むことなく押し切った会心の内容で、羽生九段の強さが存分に発揮されており、印象に残りました。最後は藤井王将が4-2で防衛したのですが、第7局まで観たかったという思いもあり、見ごたえ十分なタイトル戦でした。

 

Mリーグ2022-23

 去年麻雀をはじめ、神域リーグの流れからMリーグの視聴も始めました。昨年神域リーグで松本吉弘プロ率いるチームヘラクレスを応援していたこともあり、渋谷ABEMASを応援しながら観ておりました。ABEMASはレギュラーで一時期断トツの1位からポイントをすり減らし、ひやひやしましたが3位でレギュラーを通過し、セミファイナル・ファイナルではショーマツコンビの大活躍もあって見事優勝を果たしました。応援しているチームの勝利がとても嬉しく、今シーズンからは渋谷ABEMASのサポーターになりました。他チームにも魅力ある選手が多く、麻雀観戦の楽しさを改めて感じたシーズンとなりました。

 

〇神域リーグ2023

 昨年に引き続き開催された神域リーグ2023。今年は渋川難波プロも参戦し、5チームでの大会となりました。昨年に引き続き松本吉弘プロ率いるチームヘラクレスを応援しておりましたが、空星きらめさんの大活躍が印象に残りました。大三元をアガったり、個人4連勝を決めるなどチームの優勝に大きく貢献し、毎局大興奮でした。また校歌の作成や抜け番時の焼肉配信など独特の活動も印象に残り、チームヘラクレスが躍動していてうれしかったです。他チーム同士の交流戦やチームグラディウスポケモンスタジアム配信なども面白く、昨年に引き続き楽しめた大会でした。

 

〇麻雀ミリオネア~挑戦者 千羽黒乃~

 YouTube麻雀プロ団体LIVEチャンネルで配信された麻雀ミリオネア。何人かのVtuberがチャレンジしておりますが、一番最初の千羽黒乃さんの回が印象に残りました。並みいる麻雀プロの実力者たちを相手に勝ち抜き、第4戦の竹内元太プロ、浅井堂岐プロ、下出和洋プロというタイトルホルダー卓でも強さをいかんなく発揮し、苦しい場面もありながら突破し、第5戦Mリーガー卓へと進出しました。第5戦では多井隆晴プロ、小林剛プロ、仲林圭プロという実力者たちに囲まれ、特に1、2局目は上家に多井プロ、下家に小林プロというきつい並び順に苦戦しておりましたが、3局目では一時期突破条件を作るなど素晴らしい戦いを繰り広げました。最後は仲林圭プロが強さを見せて、千羽さんは3位となってしまいましたが、千羽さんの強さもさることながら、Mリーガーの強さも見ることができ、とても楽しい配信でした。

 

BEAST Japanextオーディション

 Mリーグ2023-24シーズンより参戦する新チームBEAST Japanextのドラフト指名権をかけたオーディションが行われました。全部は観ていないのですが、最後のオーラスがとても熱く印象に残りました。菅原千瑛プロを新井啓文プロが追う展開でラス親の菅原プロはテンパイ料でも逆転されるというような痺れる展開でした。浅井プロの6萬切りで菅原プロをテンパイさせて自身の逆転の目を残したり、新井プロの裏条件のツモアガリで裏がのるかのらないかでMリーガーが決まるという最後まで緊迫した場面など、ハラハラドキドキの展開で、とても熱い対局でした。かかるものの重さもあって、印象に残る試合でした。

 

〇第71期王座戦五番勝負

 今年9-10月に行われた第71期王座戦五番勝負。永瀬拓矢王座に藤井聡太竜王・名人が挑戦しました。この五番勝負は藤井聡太竜王・名人の八冠達成がかかっており、社会的にも注目を集めていました。この五番勝負では永瀬王座の執念と藤井竜王・名人のすさまじい逆転術が印象に残ります。永瀬王座があの手この手で勝ちを目指し、実際に第1局は後手番での勝利もありました。しかし第3局で藤井竜王・名人が逆転勝ちを収めて、2-1で第4局を迎えました。その日は午後半休を取り、午後から中継を観ておりましたが、永瀬王座が藤井竜王・名人に時間を使わせながら、形勢もリードを奪っていきました。永瀬王座勝ちかという場面で、形づくりであろう銀打ちから永瀬王座にミスが出ました。指した直後永瀬王座が髪をかきむしるなど悔しさを隠せない場面が印象に残りました。指した直後にミスに気付くは将棋あるあるだと思うのですが、それがこの大きな舞台で出て、普段は見れない永瀬王座の悔しさをあらわにした仕草に切なくなりました。結局この対局で藤井八冠誕生となったのですが、永瀬王座の印象が強く残り、巻き返しを期待したくなる五番勝負でした。八冠達成という歴史に残るシリーズで、内容も裏切らない素晴らしいタイトル戦でした。

 

〇麻雀最強戦2023

 竹書房主催の麻雀最強戦2023。今年も面白い勝負が目白押しでしたが、印象に残るのはやはり桑田憲汰プロの活躍でした。全日本プロ選手権から勝ち上がったプロ5年目の若手である桑田プロは、ファイナル初戦で瀬戸熊直樹プロとのリーチのめくりあいを制して、それが決め手で瀬戸熊プロの3連覇を阻止すると、2戦目はMリーガーである内川幸太郎プロ、猿川真寿プロを倒し、決勝に進んできました。決勝では鈴木たろうプロ、鈴木大介プロ、和久津晶プロという歴戦の猛者たちを相手にオーラス満貫条件となり、テンパイした場面で変化を待たずに一発裏1条件でリーチを打ち、一発でツモって優勝という劇的な決着でした。桑田プロは決勝という場面でも震えることなく自分の麻雀を貫いていたように見え、一発ツモも自力で引き寄せた感じがしてとてもかっこよかったです。またあの一発ツモは応援してくれる方のおかげでツモれたというコメントも印象的で、実際初戦の応援VTRでは多くの勤務する雀荘のお客さんが出演しており、人柄の良さがうかがえました。今後の活躍が楽しみです。

 

〇番外編・リアル麻雀デビューしました

 最後に自分の話ですが、今年リアル麻雀デビューしました。去年麻雀を始めてからネット麻雀やゲームのみで打ってきましたが、実際の牌と卓を使って打ちたいと思い、友人を誘ってセットでリアル麻雀デビューをしました。リアル麻雀ではドラが光らなかったり、ポンの場面でも進行が止まらない、点棒の授受や理牌などネット麻雀との違いに苦戦する場面もありましたが、友人が優しく待ってくれたりして、楽しむことができました。牌をツモる感触は格別でしたし、アガリの嬉しさもネット麻雀と微妙に違う感覚があり、リアルで打つよさも感じました。(やはり自分でアガリ牌を引けたときの感触はリアルならではであると感じました)来年はリアル麻雀初心者向けのフリーなどで雀荘に行ってみてもいいかなと思っています。

 

 以上振り返りその1、将棋・麻雀編でした。次回は本・マンガ・アニメ編です。

百合作品探究その2~Quro『恋する小惑星』

 読んだ百合作品の感想を書いていくシリーズ、今回は『恋する小惑星』です。(以下、ネタバレを含みます)

 

 『恋する小惑星(アステロイド)』は2017年よりまんがタイムきららキャラットで連載されている、Quro先生の作品です。2020年には動画工房制作でアニメ化もしています。地学部を舞台にそこで活動している部員たちの日常を描いた作品となっています。この作品は百合と地学という観点から魅力があるので、以下順を追って述べていきたいと思います。

 まずは百合の魅力から。この作品に登場するキャラクターがみな魅力的で、また百合を感じる関係性もとても魅力を感じています。まずは何と言っても主人公のみらとあおでしょう。二人は幼いころに参加したキャンプで出会い、小惑星を探す約束をします。その後高校の地学部で再会するのですが、あおのことを男子だと思っていたみらがびっくりするというところから物語が始まります。この設定がもうたまりません。さらに天真爛漫なみらと物静かなあおの対比もよいです。またみらがあおを男子だと思い込んでみらとあおを題材にした少女漫画を描いていたというエピソードや、同居が始まった際に距離が近いみらにドキドキするあおなど、エピソードも魅力的です。書き出すときりがないのですが、このただの友情を超えた恋にも近いような関係性がとても百合としての魅力を感じる部分で、とても惹かれる部分です。以上は主人公について述べましたが、ほかにも桜先輩とイノ先輩、鈴とみさ姉など魅力的な関係性があります。個人的に好きなキャラはイノ先輩なのですが、百合という点でいうとすずを外すことはできません。女子が好きで時に暴走したりもするのですが、実際はみさ姉が好きで告白してフラれるも、まだ可能性はゼロではないと信じて思い続ける一途さなど多様な内面を包含しており、かつ百合としての魅力を引き立てているキャラクターです。特に5巻に収録された56話「ハッピーバレンタイン2」はすずの一途さを感じ取れるエピソードとなっています。こういった百合の魅力を包含しており、そこがこの作品の魅力です。そのため百合作品として取り上げました。

 次に地学の魅力です。地学部が舞台となっているため、当然地学の話題もたくさん出てきます。自分は高校以降地学には全くといっていいほど触れていなかったのですが、それでもいろいろと出てくる地学の話題に心惹かれました。また地学と関連して魅力に感じた言葉が2つありました。2巻の84ページに出てくる「ただの光る点…だけど 線で結べば星座にー 遠くを見ればタイムマシンに…」や3巻99ページの『皆それぞれ好きなものや得意なもの その人の「世界」を持ってる ひとりでいたら世界はひとつだけど それがもしたくさんつながったら 可能性がどんどん広がって… 大きくて未知数でー 宇宙みたい』です。そういったところから地学という分野にロマンを感じ、地学の世界を深めてみたくなりました。(実際高校の教科書を購入しました)地学に関しては完全なビギナーですが、少しでも地学のロマンに触れられればと思っています。

 

 『恋する小惑星』は百合と地学の魅力にあふれた素晴らしい作品でした。単行本は現在5巻まで出ていてみらとあおが3年生になるところまでとなっていますが、今後も楽しみな作品です。

 次回はまにお『きたない君がいちばんかわいい』の予定です。

雀魂で雀豪になった話

 先日雀魂で雀豪になることができました。今年の目標に掲げておりましたが、早々に達成できてうれしい思いがあるので、感じたことをまとめてみたいと思います。

 

 昨年の5月に麻雀を始めて、神域リーグやMリーグで麻雀観戦にハマり、麻雀自体がとても好きになっていく中で自分も強くなりたいと思うようになりました。ただ雀魂では雀傑☆3でスランプに陥り、降格までしてしまったのでもう強くなれないのかと絶望しました。それでもあきらめずに勉強を続けたら、成績が上向きだして雀豪に到達できました。かなり強く意識していた目標で上記の経緯からもとてもうれしい出来事となりました。

 要因を考えてみるともちろん自分の努力もあるとは思うのですが、環境が良かったというのが強いなと考えております。以下に3つ列挙していきます。

 

1.麻雀観戦の充実

 最近は麻雀を観戦する環境が充実していて、それは大きかったです。ラスが続いたりして麻雀を打つのがつらくなった時も、観戦をすることでまたモチベーションが上がって、また前を向くことができました。

 観戦していたのは上記で挙げた神域リーグやMリーグもそうですが、千羽黒乃さんの配信やにじさんじ麻雀杯、雀魂インビテーショナルなどYouTubeで気軽に面白いコンテンツが観戦できて、そういったものを観ることで辛いときも麻雀のモチベーションを取り戻していました。将棋でも観戦が好きで、観戦することでモチベーションを維持しているところがあったので、観戦の充実は自分にとってとても大きい要素でした。

 

2.麻雀本の充実

 自分は将棋でも本を読んで勉強することが多いため、麻雀もかなり本を読んで勉強しました。このとき初心者・初級者に向けたわかりやすい本が充実していたのもとても大きかったです。以下に自分がとても参考になった本を列挙してみます。

・千羽黒乃『麻雀1年目の教科書』竹書房、2022年

多井隆晴、郡道美玲『初心者からぐんぐん強くなる麻雀何切る』竹書房、2021年

・G・ウザク『ウザク式麻雀学習 はじめの書』三才ブックス、2021年

・平澤元気『麻雀弱点克服ドリル』三才ブックス、2021年

・平澤元気『麻雀・守備の基本完全ガイド』マイナビ出版、2022年

・福地誠『令和版現代麻雀押し引きの教科書』鉄人社、2021年

・小林剛『コバゴー式麻雀"早覚え"点数計算マスタードリル』ART NEXT、2022年

・井出洋介、小林剛『麻雀技術の教科書~効率的なアガリ方~』PHP研究所、2016年

・井出洋介、小林剛『麻雀技術 守備の教科書~振り込まない打ち方~』PHP研究所、2019年

 何冊か列挙してみましたが、発行年を見るとわかるとおり、ここ2年のうちに出版されたものが多いです。本を読んで勉強する自分からするととてもありがたい環境でした。

3.強い友人の存在

 スランプに陥ったときに麻雀が強い友人が声をかけてくれました。そして質問に答えてくれたり、牌譜検討に付き合ってくれたりしました。自分ひとりじゃ敗因がわからない時や何を切るべきかわからない局面に関して、個人向けに親身にアドバイスをくれて、とてもありがたかったです。この友人には感謝してもしきれません。

 以上のように環境に恵まれていたのはとても大きく、ありがたいことでした。

 

 こんな感じで雀豪に到達したわけですが、初心者から上達する楽しさや大変さを久しぶりに味わいました。将棋は小中学生の時に楽しんでいたら自然と初段に到達していたので、あまり考えたことがなかったですが、いろいろと苦労がありました。特に自分のレベルに合わないセオリーを身に着けようとしてしまい、打ち方がぶれてしまったのには大変でした。そんなとき初心者向けの本とかで原点に返ると成績が戻ったりしたので、やはりレベルに応じた考え方が大切なのだなと悟りました。同時に将棋でもセオリーを身につけないまま突っ走っている部分を感じたり、初心者に教える際に難しいことを言っていたことなど、いろいろなことを考えました。レベルに応じた勉強の大事さをすごく痛感する最近でした。

 

 以上雀豪に到達した雑感を述べてきました。とりあえず麻雀に関しては雀豪の維持をまず目標とし、安定してきたらさらに上を目指していきたいと思っています。

今年の目標2023

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

 あけましておめでとうございます。毎年振り返っても達成できているか怪しいものですが、今年も新年の目標を立てたいと思います。今年は3つ目標を立てます。

 

 まず一つ目は健康第一、特に睡眠時間を確保するです。昨年は麻雀やVtuberの配信にハマったり、ポケモンを遊びまくったりした影響で、夜更かしすることが多くなってしまいました。休日だけならまだしも平日にやっていまい、翌日眠いまま仕事に行くこともよくありました。やはり夜更かしすると頭がぼーっとしますし、その日他の趣味が楽しめなくなったり、将来的に健康を害する可能性が高まるといった弊害も大きいので、これは切実になくしていきたいと思っています。そのうえでしっかり食べて、寝て、適度に運動してといった感じで、健康的な生活を送りたいと思っています。

 

 次に二つ目は棋力・雀力の向上です。去年麻雀を始めて、雀魂で雀傑まで到達したのですが、そこからいまいち勝てない時期が続いています。これを打破して雀豪に到達できるように頑張りたいと思っています。そのためにも本を読んだり、実戦を打って振り返って、時には強い友人に聞いたりしながら実力を向上させていきたいと思っています。また麻雀を打って少しずつ強くなっていくなかで、将棋も強くなりたいと思うようになりました。現在24二段、ウォーズ三段で指していて、これでもまあまあ強いとは思うのですが、定跡の勉強をあまりしていないからか序盤で対応できないことが多かったりして、将棋を指すことを楽しめていない自分がいました。ただ麻雀を打ってその都度の選択を楽しんでいるうちに、将棋だって選択していくゲームなのだから、自分の考え方によってはもっと楽しめると考えるようになり、また新しい知識を得る等すればまだまだ指すことも楽しめるのではないかと考えるようになりました。将棋も長く続けている趣味で、これからも楽しんでいくためにもやはり強くなって将棋の見識を深めていきたいと思うようになり、棋力向上にもしっかり取り組んでいきたいと思うようになりました。忙しい時期もあると思うので一概には言えませんが、将棋は詰め将棋、麻雀は何切るを中心に毎日少しずつでも取り組むようにして、理想を言えば24ではレート2,000前後で安定、ウォーズでは四段、雀魂では先ほども述べたように雀豪に到達できるように頑張りたいと思います。

 

 最後に三つ目は小説・マンガを読む時間を増やすです。昨年はアニメをたくさん観ることができましたが、反動か小説やマンガを読む時間がめっきり減ってしまいました。昨年はhontoの還元キャンペーンで5万円分のポイントが当選したり、DLsiteの60%オフクーポンの使用等で電子書籍を大量購入したのですが、購入したものをあまり読めていませんでした。そこで今年は意識して小説やマンガを読む時間を増やし、いろいろな作品に触れたいと思っています。さらに理想を言えばそこで感じた魅力等をこのブログで書き残していきたいと思っています。

 

 ここまでで今年の目標を挙げました。目標を立てても達成できないことが多かったのですが、今回挙げた目標は自分の人生になかでも根幹にかかわってくる部分だと思っているので、今年こそは少しでも達成に向けて進んでいければと思います。最後になりますが、皆様の今年一年がいい年でありますように。

今年の振り返りその2(今年観たアニメとかの話)

 前回今年ハマった麻雀とVtuberの話をしたので、今回はその他もろもろのこと(アニメを中心に)を振り返っていこうと思います。

 

 まず仕事に関してですが、同じ部署の人が海外出張になった影響で、業務量がかなり増えました。また部署で初めて後輩ができたこともあり、その指導もあって10月以降は相当忙しかったです。まだ大変な日々は続くと思いますが、少しでも業務量が減るよう祈るばかりです。

 

 また将棋観戦に関してですが、麻雀にハマったこともあり、特に10-12月はあまりできなかったので簡潔に。今年もタイトル戦は藤井聡太竜王を中心に動いていて、できるときはAbema等で観戦していました。タイトル戦では第1局に敗れることもあってどうなるかと思ったのですが、最後は勝っていて本当に強すぎると思ったものです。また女流棋戦ですが、里見香奈女流五冠と西山朋佳女王・女流王将が多く激突しており、二人が良く指す独特の相振り飛車の好局を多く観れたのも、振り飛車党としては嬉しかったです。以下では印象に残った将棋をいくつか挙げようと思います。

 

・第71王将戦七番勝負第1局

 藤井聡太竜王が五冠を目指して渡辺明王将に挑戦した第1局。終盤がシーソーゲームでどちらが勝つかわからない展開で、新年早々画面に釘付けになっておりました。今年屈指の好局といえると思います。

・第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局

 藤井聡太棋聖永瀬拓矢王座が初めてタイトル戦で激突し、2度の千日手の末、永瀬王座が先勝して迎えた第2局。最後飛車を取る手が敗着になったのは驚きでした。その一瞬のスキをついて藤井棋聖が勝利したのですが、またしてもその終盤の切れ味に衝撃を受けました。

・第72回NHK杯戦1回戦第17局

 今泉健司五段と里見香奈女流四冠の対戦となった本局。相中飛車から里見女流四冠が3筋に飛車を振り直し、相手の玉頭からスクラム攻めを敢行しました。途中までは里見女流四冠が優勢だったものの、今泉五段が執念の粘りで逆転勝ちを収めました。迫力のあるぶつかり合いが印象に残っています。

 

 次に麻雀観戦についてです。上でも触れたとおり、10月以降将棋観戦があまりできなかったのは、Mリーグが始まったことが影響の一つとしてあります。麻雀にハマり、Mリーグを観ようと思って今年開幕した2022-23シーズンを観ていたのですが、これがとても面白く、麻雀観戦にどっぷりハマっていきました。また同時期にやっていた麻雀最強戦も観ていました。

 Mリーグでいうといろいろ印象に残る場面はあるのですが、10/7の第2試合と12/22の第2試合、渋谷ABEMASの多井隆晴プロ、U-NEXT Piratesの小林剛プロ、KADOKAWAサクラナイツの堀慎吾プロの3人がぶつかった試合が特に印象に残っています。

 10/7の試合は小林プロが多く放銃してしまい、3着と21,500点差の4着に沈みました。ここまで多井プロと堀プロの七対子が刺さっていて、七対子でよくこれだけ的確に和了れるなと驚いていたのですが、この試合すごかったのはここからでした。この後小林プロは小さな和了りを積み重ねた後親番で大物手を成就させ、2位まで浮上します。ただ堀プロに満貫を放銃し、再び4位に転落。それでもオーラスに七対子を一発で成就させ、3位浮上しました。この試合は強者の七対子の精度の高さに衝撃を受けたのはもちろん、何度逆境に見舞われてもそのたび浮上してくる小林プロの強さがとても印象的でした。

 12/23の試合は東場で今季絶好調のTEAM雷電・本田朋広プロが牽引するものの、南場で堀プロが親番での加点を積み重ね、トップを取りました。この試合はそれぞれにいろいろな技があり楽しめました。南2局2本場で堀プロが切り遅れた本田プロのリーチ宣言牌をとらえたり、南3局全体でうまい鳴きから連荘を積み重ねた堀プロや最後テンパイ外しからしっかり和了って2着をキープした小林プロなど見ごたえがありました。ただこの日2連勝でしっかりポイントを原点付近に戻してきた堀プロはさすがだなと思っていました。

 また麻雀最強戦でいうと将棋の鈴木大介九段が印象に残ります。強すぎてプロ予選からの参加となっていたのですが、力強い和了を連発し、前年度ファイナリストの醍醐大プロ、かつて最強位を獲得した前田直哉プロ、前年度までMリーガーだった石橋伸洋プロ等を圧倒していたのには衝撃を受けました。ファイナルでは2ndステージで渋川難波プロ、菅原千瑛プロに勝利していたのですが、和了を取らずにフリテンリーチを敢行し、それでドラを力強くツモッた手順などは信じられない気持ちで観ていました。この勢いでまた優勝かとも思っていたのですが、決勝はとんでもない戦いでした。技術を超えて気迫をお互いにぶつけあっているような戦いで、こんな麻雀があるのかと魅入ってしまいました。リーチを受けても一歩も引かず、牌効率なんて知ったものかという戦いで、すごい世界だと感じました。(自分はマネできないので、粛々と牌効率をしっかり勉強しようとも思いましたが)和了が入り乱れ、南3局で鈴木大介九段がリードし、このまま最強位かとも思いましたが、瀬戸熊直樹プロが高めの1索をツモリ、3000・6000の跳満で逆転し、オーラスも鈴木九段、友添敏之プロに逆転のチャンスがあるも掴めず、瀬戸熊プロが連覇を果たしました。すごすぎてただただ圧倒された試合でしたし、解説の多井隆晴プロの涙にも思わずグッときました。麻雀観戦の面白さをとても感じた試合で、今後自分ももっと強くなってさらに楽しめるようになりたいとも思いました。

 

 次はアニメに関してです。今年は12月を除いては結構アニメを観ていました。(12月観れなかった理由は後述します)なのでまず今年のアニメから面白かった作品をピックアップし、その後旧作を列挙して一言ずつくらい感想を綴っていきたいと思っています。(ネタバレ含みます)

 

・『その着せ替え人形は恋をする』

 この作品は喜多川さんのキャラもさることながら、オタク趣味に(とてつもなく)理解のある五条くんのキャラとその関係性がとても面白いアニメでした。その作品のコスプレ衣装を作るためにエロゲを全攻略したり、アニメを全話視聴したりとその献身ぶりがすごいなと思っていました。ツイッターで誰かが五条くんスパダリ作品だとつぶやいていて、妙に納得したのを覚えています。もちろん喜多川さんもギャルながら重度のオタクというギャップがあり、キャラにとても魅力を感じましたし、ラブコメとしてとても面白い作品でした。

・『明日ちゃんのセーラー服』

 この作品はただ1人憧れだったセーラー服で学校に通う明日ちゃんとそのクラスの面々との交流を描いた作品です。この作品もキャラがたっていて、エピソード一つ一つが面白かったです。個人的には木崎さんの明日ちゃんへの百合的感情を感じ取って楽しんでいました。それもあって第12話のダンスの場面は胸を打つものがありました。

・『パリピ孔明

 この作品は孔明が現代に転生し、一人の歌手をプロデュースする作品で、かなり斬新な設定でどうなるかと思っていたのですが、とても面白い作品でした。三国志ファンにはたまらない知略の絡め方や、展開の面白さに毎週楽しんでいました。もちろん歌も主人公英子の歌唱を96猫さんが務めるなど盤石な布陣で、素晴らしい作品でした。

・『可愛いだけじゃない式守さん』

 この作品は原作を読んでいて、また動画工房制作ということもあって楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない面白さでした。性格が悪い人がいない優しい世界のラブコメ作品という感じなのですが、その世界観がアニメでもしっかり再現されており、そこにアニメ的な表現がしっかりと加味されていて、すっかり楽しみました。式守さんは可愛いです。

・『Engage Kiss』

 布陣が盤石で裏切らないだろうと思って観ていましたが、やはり面白い作品でした。ハーレムになる展開などラブコメのお約束がふんだんに詰め込まれていて、ラブコメ好きにはたまらない作品でした。

・『リコリス・リコイル』

 今年No.1作品です。もう千束とたきなの関係が尊すぎました。3話でたきなが心を開いてからの4話のお出かけやたきなのパンツ騒動、5話の最後で千束の心臓の音を聞くシーン、6話のじゃんけんで勝ち喜ぶたきなと負けに驚く千束、9話の健闘を祈って離れるシーン、12話の「心臓が逃げる」等、挙げればきりがないくらい印象に残るシーンがあります。円盤も買いました。もう二人の関係性が百合としてみても完璧すぎて、この頃は『リコリス・リコイル』を観るために生きていたといっても過言ではないかもしれません。

(以下秋アニメは12月以降分が観れていませんが、その前までを踏まえて話します)

・『虫かぶり姫』

 少女漫画のスパダリ作品(『ハニーレモンソーダ』や『ゆびさきと恋々』等)が好きなのですが、こちらもそれに劣らぬクリストファーのスパダリっぷりに毎週キュンキュンしていました。もちろんこう言った作品は主人公のキャラの魅力も大事なので、エリアーナのキャラも好きでした。

・『ぼっち・ざ・ろっく!』

 主人公のぼっち感が最初はハマらなかったのですが、徐々に魅入られていきました。8話のタイトル回収も鮮烈でとても面白い作品です。あと陽キャの喜多ちゃんがとてもかわいいと思います。

・『チェンソーマン』

 自分の好きな漫画家の一人である横槍メンゴ先生が絶賛していたのでいつか読もうと思っていたのですが、アニメ化を機にアニメで観ることにしました。展開の衝撃等がすごくてうまく言葉にできないのですが、とても面白い作品だと思っています。原作を読んでもう少し深めてみたいです。

・『機動戦士ガンダム 水星の魔女』

 百合ガンダムというのを聞きつけて観てみたのですが、そんな生半可な気持ちで観るべきではなかったと後悔した作品です。確かにスレッタとミオリネの関係性は百合だなと思うのですが、展開が重すぎて見るのが大変な作品です。もちろんおもしろいのですが。特に6話は自分の中でトラウマ級です。2クール目は来年4月からとのことなので、その間に旧作のガンダムを少し観て備えようと思います・

(以下旧作)

・『がっこうぐらし!

 ゾンビとは知っていたのですが、思っていたよりゾンビでした。きらら系の絵柄との対比が鮮烈で、衝撃を受けました。原作では続きがあるそうですが、読みたいような読みたくないようなといった感じです。

・『まちカドまぞく』

 魔法使いと魔族の対決なのに、緩すぎてどうでもよくなるその雰囲気がたまらないです。なんとなく『天体戦士サンレッド』を思い出しました。個人的に桃のキャラがいいなと思うのですが、どうでしょうか。

・『恋する小惑星(アステロイド)』

 きらら系ながら主題歌も含めて落ち着いた雰囲気が自分に刺さりました。その中でそれぞれに変化があって、気持ちの揺らぎ等もすごく印象に残ります。個人的にはイノ先輩が好きです。

・『Another』

 ホラー系は敬遠していたのですが、P.A.WORKSの作品ということもあり、思い切って視聴しました。描写のホラーは『ハッピーシュガーライフ』で若干耐性があったのと、ミステリー要素も強かったので、なんだかんだ楽しめました。(最後のバトルロイヤル的展開には驚きましたが)犯人というか元凶も予測できず、ハラハラしながら楽しめました。

 

 最後に12月にはポケモンにハマっていたので、簡単にその話をします。ポケモンはエメラルドを最後にプレイしていなかったのですが、Vtuberが多くプレイしているのを観て、久しぶりに遊ぼうと思い購入しました。まずストーリーがとてもよかったです。特にスター団の話は感動しました。あとプレイという点でもオープンワールドでいろいろな場所に行ける、ポケモンが実際に生息していて動いている、登場人物のキャラも魅力的で、12月はのめりこんでいました。(そのおかげで他の趣味が停滞しました)この年齢でこんなにポケモンが楽しめるとは思っていませんでしたが、改めて任天堂の強さを感じました。

 

 以上で長くなりましたが振り返りを終えようと思います。来年の目標は来年にまた立てようと思います。なんだかんだステイホームの生活にも慣れてきて、家の中でもたくさん楽しみを見いだせたので、そこまで悪い年ではなかったのではないかと思っています。