いののすけのブログ

いろいろ語りたい一人の人間のブログ

今年の振り返りその2(今年観たアニメとかの話)

 前回今年ハマった麻雀とVtuberの話をしたので、今回はその他もろもろのこと(アニメを中心に)を振り返っていこうと思います。

 

 まず仕事に関してですが、同じ部署の人が海外出張になった影響で、業務量がかなり増えました。また部署で初めて後輩ができたこともあり、その指導もあって10月以降は相当忙しかったです。まだ大変な日々は続くと思いますが、少しでも業務量が減るよう祈るばかりです。

 

 また将棋観戦に関してですが、麻雀にハマったこともあり、特に10-12月はあまりできなかったので簡潔に。今年もタイトル戦は藤井聡太竜王を中心に動いていて、できるときはAbema等で観戦していました。タイトル戦では第1局に敗れることもあってどうなるかと思ったのですが、最後は勝っていて本当に強すぎると思ったものです。また女流棋戦ですが、里見香奈女流五冠と西山朋佳女王・女流王将が多く激突しており、二人が良く指す独特の相振り飛車の好局を多く観れたのも、振り飛車党としては嬉しかったです。以下では印象に残った将棋をいくつか挙げようと思います。

 

・第71王将戦七番勝負第1局

 藤井聡太竜王が五冠を目指して渡辺明王将に挑戦した第1局。終盤がシーソーゲームでどちらが勝つかわからない展開で、新年早々画面に釘付けになっておりました。今年屈指の好局といえると思います。

・第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局

 藤井聡太棋聖永瀬拓矢王座が初めてタイトル戦で激突し、2度の千日手の末、永瀬王座が先勝して迎えた第2局。最後飛車を取る手が敗着になったのは驚きでした。その一瞬のスキをついて藤井棋聖が勝利したのですが、またしてもその終盤の切れ味に衝撃を受けました。

・第72回NHK杯戦1回戦第17局

 今泉健司五段と里見香奈女流四冠の対戦となった本局。相中飛車から里見女流四冠が3筋に飛車を振り直し、相手の玉頭からスクラム攻めを敢行しました。途中までは里見女流四冠が優勢だったものの、今泉五段が執念の粘りで逆転勝ちを収めました。迫力のあるぶつかり合いが印象に残っています。

 

 次に麻雀観戦についてです。上でも触れたとおり、10月以降将棋観戦があまりできなかったのは、Mリーグが始まったことが影響の一つとしてあります。麻雀にハマり、Mリーグを観ようと思って今年開幕した2022-23シーズンを観ていたのですが、これがとても面白く、麻雀観戦にどっぷりハマっていきました。また同時期にやっていた麻雀最強戦も観ていました。

 Mリーグでいうといろいろ印象に残る場面はあるのですが、10/7の第2試合と12/22の第2試合、渋谷ABEMASの多井隆晴プロ、U-NEXT Piratesの小林剛プロ、KADOKAWAサクラナイツの堀慎吾プロの3人がぶつかった試合が特に印象に残っています。

 10/7の試合は小林プロが多く放銃してしまい、3着と21,500点差の4着に沈みました。ここまで多井プロと堀プロの七対子が刺さっていて、七対子でよくこれだけ的確に和了れるなと驚いていたのですが、この試合すごかったのはここからでした。この後小林プロは小さな和了りを積み重ねた後親番で大物手を成就させ、2位まで浮上します。ただ堀プロに満貫を放銃し、再び4位に転落。それでもオーラスに七対子を一発で成就させ、3位浮上しました。この試合は強者の七対子の精度の高さに衝撃を受けたのはもちろん、何度逆境に見舞われてもそのたび浮上してくる小林プロの強さがとても印象的でした。

 12/23の試合は東場で今季絶好調のTEAM雷電・本田朋広プロが牽引するものの、南場で堀プロが親番での加点を積み重ね、トップを取りました。この試合はそれぞれにいろいろな技があり楽しめました。南2局2本場で堀プロが切り遅れた本田プロのリーチ宣言牌をとらえたり、南3局全体でうまい鳴きから連荘を積み重ねた堀プロや最後テンパイ外しからしっかり和了って2着をキープした小林プロなど見ごたえがありました。ただこの日2連勝でしっかりポイントを原点付近に戻してきた堀プロはさすがだなと思っていました。

 また麻雀最強戦でいうと将棋の鈴木大介九段が印象に残ります。強すぎてプロ予選からの参加となっていたのですが、力強い和了を連発し、前年度ファイナリストの醍醐大プロ、かつて最強位を獲得した前田直哉プロ、前年度までMリーガーだった石橋伸洋プロ等を圧倒していたのには衝撃を受けました。ファイナルでは2ndステージで渋川難波プロ、菅原千瑛プロに勝利していたのですが、和了を取らずにフリテンリーチを敢行し、それでドラを力強くツモッた手順などは信じられない気持ちで観ていました。この勢いでまた優勝かとも思っていたのですが、決勝はとんでもない戦いでした。技術を超えて気迫をお互いにぶつけあっているような戦いで、こんな麻雀があるのかと魅入ってしまいました。リーチを受けても一歩も引かず、牌効率なんて知ったものかという戦いで、すごい世界だと感じました。(自分はマネできないので、粛々と牌効率をしっかり勉強しようとも思いましたが)和了が入り乱れ、南3局で鈴木大介九段がリードし、このまま最強位かとも思いましたが、瀬戸熊直樹プロが高めの1索をツモリ、3000・6000の跳満で逆転し、オーラスも鈴木九段、友添敏之プロに逆転のチャンスがあるも掴めず、瀬戸熊プロが連覇を果たしました。すごすぎてただただ圧倒された試合でしたし、解説の多井隆晴プロの涙にも思わずグッときました。麻雀観戦の面白さをとても感じた試合で、今後自分ももっと強くなってさらに楽しめるようになりたいとも思いました。

 

 次はアニメに関してです。今年は12月を除いては結構アニメを観ていました。(12月観れなかった理由は後述します)なのでまず今年のアニメから面白かった作品をピックアップし、その後旧作を列挙して一言ずつくらい感想を綴っていきたいと思っています。(ネタバレ含みます)

 

・『その着せ替え人形は恋をする』

 この作品は喜多川さんのキャラもさることながら、オタク趣味に(とてつもなく)理解のある五条くんのキャラとその関係性がとても面白いアニメでした。その作品のコスプレ衣装を作るためにエロゲを全攻略したり、アニメを全話視聴したりとその献身ぶりがすごいなと思っていました。ツイッターで誰かが五条くんスパダリ作品だとつぶやいていて、妙に納得したのを覚えています。もちろん喜多川さんもギャルながら重度のオタクというギャップがあり、キャラにとても魅力を感じましたし、ラブコメとしてとても面白い作品でした。

・『明日ちゃんのセーラー服』

 この作品はただ1人憧れだったセーラー服で学校に通う明日ちゃんとそのクラスの面々との交流を描いた作品です。この作品もキャラがたっていて、エピソード一つ一つが面白かったです。個人的には木崎さんの明日ちゃんへの百合的感情を感じ取って楽しんでいました。それもあって第12話のダンスの場面は胸を打つものがありました。

・『パリピ孔明

 この作品は孔明が現代に転生し、一人の歌手をプロデュースする作品で、かなり斬新な設定でどうなるかと思っていたのですが、とても面白い作品でした。三国志ファンにはたまらない知略の絡め方や、展開の面白さに毎週楽しんでいました。もちろん歌も主人公英子の歌唱を96猫さんが務めるなど盤石な布陣で、素晴らしい作品でした。

・『可愛いだけじゃない式守さん』

 この作品は原作を読んでいて、また動画工房制作ということもあって楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない面白さでした。性格が悪い人がいない優しい世界のラブコメ作品という感じなのですが、その世界観がアニメでもしっかり再現されており、そこにアニメ的な表現がしっかりと加味されていて、すっかり楽しみました。式守さんは可愛いです。

・『Engage Kiss』

 布陣が盤石で裏切らないだろうと思って観ていましたが、やはり面白い作品でした。ハーレムになる展開などラブコメのお約束がふんだんに詰め込まれていて、ラブコメ好きにはたまらない作品でした。

・『リコリス・リコイル』

 今年No.1作品です。もう千束とたきなの関係が尊すぎました。3話でたきなが心を開いてからの4話のお出かけやたきなのパンツ騒動、5話の最後で千束の心臓の音を聞くシーン、6話のじゃんけんで勝ち喜ぶたきなと負けに驚く千束、9話の健闘を祈って離れるシーン、12話の「心臓が逃げる」等、挙げればきりがないくらい印象に残るシーンがあります。円盤も買いました。もう二人の関係性が百合としてみても完璧すぎて、この頃は『リコリス・リコイル』を観るために生きていたといっても過言ではないかもしれません。

(以下秋アニメは12月以降分が観れていませんが、その前までを踏まえて話します)

・『虫かぶり姫』

 少女漫画のスパダリ作品(『ハニーレモンソーダ』や『ゆびさきと恋々』等)が好きなのですが、こちらもそれに劣らぬクリストファーのスパダリっぷりに毎週キュンキュンしていました。もちろんこう言った作品は主人公のキャラの魅力も大事なので、エリアーナのキャラも好きでした。

・『ぼっち・ざ・ろっく!』

 主人公のぼっち感が最初はハマらなかったのですが、徐々に魅入られていきました。8話のタイトル回収も鮮烈でとても面白い作品です。あと陽キャの喜多ちゃんがとてもかわいいと思います。

・『チェンソーマン』

 自分の好きな漫画家の一人である横槍メンゴ先生が絶賛していたのでいつか読もうと思っていたのですが、アニメ化を機にアニメで観ることにしました。展開の衝撃等がすごくてうまく言葉にできないのですが、とても面白い作品だと思っています。原作を読んでもう少し深めてみたいです。

・『機動戦士ガンダム 水星の魔女』

 百合ガンダムというのを聞きつけて観てみたのですが、そんな生半可な気持ちで観るべきではなかったと後悔した作品です。確かにスレッタとミオリネの関係性は百合だなと思うのですが、展開が重すぎて見るのが大変な作品です。もちろんおもしろいのですが。特に6話は自分の中でトラウマ級です。2クール目は来年4月からとのことなので、その間に旧作のガンダムを少し観て備えようと思います・

(以下旧作)

・『がっこうぐらし!

 ゾンビとは知っていたのですが、思っていたよりゾンビでした。きらら系の絵柄との対比が鮮烈で、衝撃を受けました。原作では続きがあるそうですが、読みたいような読みたくないようなといった感じです。

・『まちカドまぞく』

 魔法使いと魔族の対決なのに、緩すぎてどうでもよくなるその雰囲気がたまらないです。なんとなく『天体戦士サンレッド』を思い出しました。個人的に桃のキャラがいいなと思うのですが、どうでしょうか。

・『恋する小惑星(アステロイド)』

 きらら系ながら主題歌も含めて落ち着いた雰囲気が自分に刺さりました。その中でそれぞれに変化があって、気持ちの揺らぎ等もすごく印象に残ります。個人的にはイノ先輩が好きです。

・『Another』

 ホラー系は敬遠していたのですが、P.A.WORKSの作品ということもあり、思い切って視聴しました。描写のホラーは『ハッピーシュガーライフ』で若干耐性があったのと、ミステリー要素も強かったので、なんだかんだ楽しめました。(最後のバトルロイヤル的展開には驚きましたが)犯人というか元凶も予測できず、ハラハラしながら楽しめました。

 

 最後に12月にはポケモンにハマっていたので、簡単にその話をします。ポケモンはエメラルドを最後にプレイしていなかったのですが、Vtuberが多くプレイしているのを観て、久しぶりに遊ぼうと思い購入しました。まずストーリーがとてもよかったです。特にスター団の話は感動しました。あとプレイという点でもオープンワールドでいろいろな場所に行ける、ポケモンが実際に生息していて動いている、登場人物のキャラも魅力的で、12月はのめりこんでいました。(そのおかげで他の趣味が停滞しました)この年齢でこんなにポケモンが楽しめるとは思っていませんでしたが、改めて任天堂の強さを感じました。

 

 以上で長くなりましたが振り返りを終えようと思います。来年の目標は来年にまた立てようと思います。なんだかんだステイホームの生活にも慣れてきて、家の中でもたくさん楽しみを見いだせたので、そこまで悪い年ではなかったのではないかと思っています。