いののすけのブログ

いろいろ語りたい一人の人間のブログ

今年の振り返り2021

 今年もあとわずかとなったので、1年の振り返りをしていこうと思います。今年で3回目ですが、書いてるうちに自分がどういうものに心惹かれたかを回顧でき、またのちに見返せる備忘録にもなっているので、今年も忘れずに記しておこうと思います。

 

 まずは仕事のことから。今年は総務の色が強くなった1年でした。経理の業務がどんどん離れて、そのかわりに総務の業務が増えていきました。大きな業務でいうと建設業の決算変更届や労災の年度更新(建設業だとやたら面倒くさい)、年末調整なんかをやりました。あとは他の社員から依頼のあった雑務をこなしていく感じでした。年末は特に忙しかったです。来年はここに衛生管理者等の業務も加わってくるので、さらに忙しくなることは必至で、今から少し憂鬱です。(第一種衛生管理者の試験を10日ほど前に受けてきて、合格した)まあもうなるようになれという感じで、体を壊さぬ程度に乗り切ろうと思います。

 あと今年も新型コロナウイルスが猛威を振るう状況はあまり変わりませんでした。結局不安から休日に外出はできませんでした。普段から結構病気への不安が強い自分としては、パンデミックはとてつもない不安を感じるもので、感染者が激増していた5月-8月はとてつもなく体調が悪かったです。その後9月になってワクチンを打つめどが立って、感染者が減ってきたあたりから落ち着いてきました。正直今の状況は知らず知らずのうちに結構体に来ているので、来年には収まってほしいというのが願いです。それでも今感染者が少し減っている状況なので、これが継続するようなら、来年は少し外出することも検討しています。今は体調も悪くないので、努力でどうにかなるものでもありませんが、少しでも状況の悪化を避けられればと思います。

 ネガティブな話が続いてしまったので、ここからは明るく趣味のことを振り返っていければと思います。例年通り3か月単位で振り返っていきます。(アニメや漫画のネタバレを含みます)

 

 まずは1-3月から。将棋では王将戦七番勝負と棋王戦五番勝負が行われており、渡辺明名人が強さを発揮して両方防衛を果たし、渡辺名人の強さを感じました。この頃は自分の好きな棋士の一人である斎藤慎太郎八段がA級を勝ち抜けて名人戦の挑戦者になり、NHK杯では決勝に進出しており、嬉しい気持ちでした。NHK杯は惜しくも準優勝でしたが、応援している棋士の活躍を楽しめた期間でした。

 アニメではまず1月3日に地上波で放送していた「天気の子」に衝撃を受けました。セカイ系を究極に突き詰めた感じで、最後に陽菜を選択するのは個人的に突き刺さる終わり方で、年の初めから心の高鳴りがすごかったです。

 またこの時期に視聴した「のんのんびより」、「true tears」、「荒ぶる季節の乙女どもよ。」も印象に残っています。「のんのんびより」はすごくほっこりと癒されました。アニメにはストーリーがあるもののほうがいいと思っていたところもあるのですが、「のんのんびより」は日常系の良さを教えてくれた作品でした。

 「true tears」と「荒ぶる季節の乙女どもよ。」は岡田磨里作品を観たいということで観たのですが、どちらも好きな作品でした。特に「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の爆発力はすさまじく、心の揺れがすごかったです。

 この時期にはリアルタイムで「五等分の花嫁」の2期や「ホリミヤ」が放映されており、かなりアニメ視聴に凝っていた時期でした。

 さらに配信で視聴したアイドルマスターシンデレラガールズのライブも印象に残っています。デレステを始めてから半年ほど経ち、曲の魅力にひかれていたころで、配信とはいえ迫力がすごく、とても心に残りました。その後アニメも視聴し、さらに惹かれていきました。

 

 次は4-6月です。この時期はゴールデンウィークを境に徐々に体調を崩していっており、将棋にあまり集中できず、AbemaトーナメントやNHK杯戦の視聴ができませんでした。それでもタイトル戦は何とか追っており、斎藤慎太郎八段の名人挑戦失敗は残念でしたし、藤井聡太棋聖の防衛戦は藤井棋聖の強さが印象に残りました。

 アニメは何とかリアルタイムで視聴できており、それ以外だと「妖狐×僕SS」が自分の好きなラブコメで面白く視聴していました。

 この時期は漫画を読んでゆっくり過ごすことが多かったように思います。印象に残ったのは「ハニーレモンソーダ」や「ReLIFE」です。

 「ハニーレモンソーダ」は王道の少女漫画という感じでしたが、主人公羽花の強さと界のカッコよさが突き抜けており、とても楽しめました。また「ReLIFE」は大学時代に読んでいたのですが、完結部分が未読でした。ところどころ考えさせられる展開や言葉が多く、こちらも楽しめました。

 

 次は7-9月です。この時期は前述した体調の悪さが頂点に達しており、一度出社できないくらいの状態にもなったのですが、家族の支えのおかげで何とか立て直し、ワクチンを打てるめどが立ったあたりから徐々に回復していきました。将棋は藤井聡太二冠と豊島将之竜王のダブルタイトル戦は何とか追っており、ハイレベルな攻防を楽しめました。

 アニメは「花咲くいろは」や「アオハライド」が印象に残っています。「花咲くいろは」はP.A.WORKSの仕事系アニメで、やはりところどころ考えさせられることが多く、心に染み入る作品でした。また「アオハライド」は原作が好きなのですが、アニメでもその良さはしっかりと残っており、ドキドキしながら視聴していました。「アオハライド」を含む咲坂伊緒先生の作品はまた別途まとめたいと思っているので、感想等はその時に記します。

 リアルタイムでは「探偵はもう、死んでいる」と「小林さんちのメイドラゴン」2期が印象に残りました。「探偵はもう、死んでいる」は自分の好きなジャンルであるラブコメとミステリーがふんだんに詰め込まれており、もう好きになるしかない作品でした。また「小林さんちのメイドラゴン」2期も1期に比べて、個々の人とドラゴンの関係にフォーカスしており、久しぶりの京都アニメーションテレビシリーズであることも相まって、とても印象に残りました。

 また9月ごろから徐々に体調が回復していったのですが、それに伴い積読していた百合漫画を読んでいきました。具体的には「百合ドリル」、「GIRL FRIENDS」、「ななしのアステリズム」、「ブルーフレンド」を立て続けに読み、どれもこれも心を打たれました。これにあわせて「コミック百合姫」も買い始めました。百合に関しては以前まとめたものの続きとして、またブログに書こうと思っているので、詳細はそちらに譲ります。

 

 最後に10-12月です。この時期はワクチン接種できて不安が和らいだこともあり、体調がだいぶ良くなり、将棋も楽しめるようになってきました。この時期は竜王戦七番勝負と王将リーグがあり、どちらもトップ棋士のハイレベルな対局が楽しめました。

 アニメは9月から10月にかけて「Kanon」を観ていました。「AIR」と「CLANNAD」と並んで語られることの多い作品ですが、「Kanon」もそれらに負けず劣らず印象に残る作品でした。ただ個人的には名雪との話の掘り下げが少し足りない感じがしました。あゆとの時系列の関係上仕方ないのかもしれませんが、そこだけ少し残念でした。それでもキャラクターは魅力的でしたし、視聴が終わった後はたい焼きを食べたくなるくらい心に残る作品でした。

 「Kanon」を観た後は「けいおん!」を視聴してそこから日常系にハマり、「ゆるゆり」と「NEW GAME!」を立て続けに観ました。特に「けいおん!」は日常の尊さを感じる素晴らしい作品でした。日常系は今も別の作品を視聴中なので、ひと段落したときにまたブログにまとめたいと思います。

 あとはリアルタイムでやっていた「白い砂のアクアトープ」も印象に残る作品でした。1クール目は青春の色が強かったのですが、2クール目から仕事の話になり、一つのアニメで2ジャンルが楽しめました。加えてガールミーツガールの要素もしっかりあり、風花とくくるが互いの人生に影響を与え合い、二人の関係性が発展していく過程も楽しめました。個人的に好きな要素がいっぱい詰まった作品で、P.A.WORKSの作品が好きだというのを再確認しました。

 漫画では芦原妃名子先生の作品を読んでいました。「砂時計」、「Bread & Butter」、「Piece」を続けて読んだのですが、どれも人の心の強さと弱さに触れている作品で、自分の心にも物語の海を漂いながら、迫ってくるものがありました。こちらも詳細は後日ブログにまとめようと思います。

 さらに11月は野球の日本シリーズ京アニフェス、小説「彼女が好きなのはホモであって僕ではない」も印象に残っています。簡単に触れると日本シリーズは大激戦が多く、ベイスターズファンの自分でも野球の面白さを感じるシリーズでした。京アニフェスは京アニ作品の曲をいろいろと演奏するというので、配信ですが楽しめました。好きな作品の曲が聞けて楽しかったですし、カバーとはいえ「けいおん!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」、「らき☆すた」の曲も聞けて大満足でした。小説カノホモも青春小説として自分が読んだ中でもトップクラスの作品で、情景の鮮烈さなどが印象に残ります。ブログにまとめようとしたのですがうまくいかず、いつかは何らかのテーマで言及したいと思っています。

 また12月はゲームをだいぶやっていました。タイトルは「BLUE REFLECTION/帝」です。これは2017年に発売された「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」の続編で、今年になってアニメ、コンシューマーゲームスマホゲームで続編が出ると発表されたうちのコンシューマーゲームのものです。岸田メルさんのイラストが好きで、そのキャラクターを操作して戦えるというのと、前作に比べて操作の違和感(学校にいるときのアングルが変えられない等)が解消され、戦闘システムも面白くなっており、デートといった要素も含めていろいろと楽しめました。久しぶりにのめりこんだゲームでした。まだ達成していない個所もあるのですが、時間をおいてまたやれたらと思っています。

 

 最後に全体を見ると体調が悪い期間もありながら、家にいる時間を生かして色々楽しめたかなと思います。惜しむらくはもう少し読書の時間を増やしたかったですが、それはまた来年に持ち越しとしようと思います。来年はまた状況がどのように変化するかは分かりませんが、できる限り健康で過ごせたらいいなというところで振り返りを終わろうと思います。今年も残りわずかですが、一年間ありがとうございました。