いののすけのブログ

いろいろ語りたい一人の人間のブログ

たまには好きなキャラの話を思いっきりしてみる

 今回は作品ではなくキャラクターにスポットを当てて、書いてみようと思います。

 

 漫画やアニメが好きで、外に出づらい最近ではそれらに触れる時間がかなり増えているのですが、作品について語ったりということは過去のブログでもあったのですが、キャラクターについて語ろうとはあまり思ったことがありませんでした。というのもまず作品に触れて考えることといえば、ストーリー展開についてだとか、言葉や描写の意味だとか、どういうところが面白かったかという作品自体についての場合が多かったからです。そういうのをまとめてみたいという気持ちは前からあったのですが、それは作品ごとに語るという側面が強く、キャラクターはあくまでそこに付随してくる要素だと考えていました。というわけで、もちろんキャラクターが魅力的だから作品が面白いという側面があることは当然なのですが、キャラクターについて語ろうというのはあまり考えていませんでした。

 ですが数多くの作品に触れていると、やはり忘れられないキャラクターや好きだなと思えるキャラクターが出てきて、時々脳裏をよぎったりします。特に最近触れる時間が長いとふと思い返すことも多くなり、まとめてみたいという気持ちが出てきました。また最近デレステを始めて、推しができてみると、そのキャラクターを中心に追ったりということも出てきて、まとめたい意欲を高める一因ともなりました。

 というわけで作品語りばかりだと自分が恐れるマンネリ化につながるというのもあるので、今回は好きなキャラを3人挙げてみようと思います。(当然ですが、ネタバレを含みます)

 

1.栗原 雪(ももくり

 

 まずは「ももくり」の栗原雪から。栗原さんは「ももくり」のヒロインとして登場します。(「ももくり」の真のヒロインはももくんだと思っていますが、一応立場的には栗原さんがヒロインだと思うので、そうしておきます)

 栗原さんは最初の告白シーンからもすでに読み取れるのですが、ストーカー気質なところがあります。隠し撮りしたり、使用済みストローを回収したり、その他ももくんの触ったものを家に保管していたりと挙げだすときりがありません。ある意味変態といえるでしょう。しかし栗原さんがももくんを好きな気持ちは純粋で、態度からも「好き」の気持ちがたくさん伝わってくるので、この変態と言える行動も可愛いんですね。というか好きな人ができたらその人のことは何でも知りたいと思うし、使うものとかを共有したいと思う気持ちはごく自然なもののはずです。栗原さんはその気持ちが暴走していますが、可愛いので問題ありません。「かわいい」は正義なのです。

 というわけで栗原さんは暴走すれどもそれも可愛い、私の好きなキャラの一人です。

 

2.吉川 由紀(ホリミヤ、堀さんと宮村くん)

 

 次は「ホリミヤ」に登場する吉川由紀です。(今回は「ホリミヤ」をもとに話を進めます)吉川さんはヒロインの堀さんの親友として登場します。

 吉川さんの魅力はまずもって明るいところでしょう。元気で快活でその場の雰囲気を明るくします。友達思いで悩み相談にのったり、友達のために泣いたりします。そういった元気なキャラは好きなので、そこが惹かれる部分です。

 ただより重要なのは吉川さんの別の側面です。吉川さんは好きなものや欲しいものを素直に言うことができないという繊細な側面があります。作品内でもそのせいで石川君を河野さんに取られてしまうのではないかと思い詰める場面があります。この元気や明るさとは反するような側面こそ、吉川さんをより魅力的にしています。

 ここからは自分の話ですが、この好きなものや欲しいものを素直に言えないというのは個人的にとても共感するところがあります。というのも自分自身も特に人に対して好意を伝えたりするのが苦手な部分があると思っているからです。この感覚をうまく言葉にするのは難しいのですが、拒絶されるのが怖いとか、言葉に出して自分の気持ちを確立してしまうことを恐れるとか、そういった要素が複合的に混ざり合って、最終的に言わないという選択に向かうというのがあります。本当はしっかり言葉にしたいと思うのですが、なかなか難しく、そういった自分の性格からも吉川さんに惹かれているのかなと思います。

 というわけで吉川さんは共感という形で好きなキャラになっています。

 

3.長門有希涼宮ハルヒの憂鬱

 

 最後に取り上げるのは、「涼宮ハルヒの憂鬱」に登場する長門有希です。長門有希涼宮ハルヒが立ち上げたSOS団のメンバーとして登場します。

 長門有希は簡単に言うと宇宙人で、感情がありません。なので表情も動かないのですが、宇宙人であるがゆえに能力はチート級となっていて、大事な場面で何度もキョンを助けてくれます。いうなればクールというか冷めている側面があるのですが、そういうのは魅力的だと思います。

 ただ時々感情のようなものがこぼれる場面があり、そういったところにいわばギャップ萌えというものを感じます。やっぱりギャップというのは素晴らしいですね。

 長門有希に関して言うと「涼宮ハルヒの消失」を観たときに一気に好きになりました。またキャラソン「雪、無音、窓辺にて」もすごくいい曲で、キャラソンの中でもかなり好きな曲になっています。

 

 挙げてみると偶然かは知りませんが、全員名前が「ユキ」ですね。もしかしたら「ユキ」という名前のキャラが好きなのかもしれません。「ユキ」という名前だと必ずと言っていいほど雪と絡めた描写や言動があるので、それが好きというのもあるとは思います。もちろん名前が「ユキ」じゃない好きなキャラもいますよ。

 キャラについて初めて書いてみましたが、少し不十分な気もします。もっとうまく書けたのではとも思いますが、ブログの更新自体が久しぶりなので今回はこの辺で良しとして締めようと思います。「ユキ」という名前で魅力的なキャラがいたら、教えてください。